時間管理の難しさ
私の趣味は会議と言われるほど、会議が長いと言われている。
確かに長いような気がするけど、必要だと思っているので、定期
的に会議を行っている。
ただ、創業11年となるアステックペイントの会議には、私が参加
する時間は限りなく短くなってきた。業務が効率化され、役割分
担が明確になり、そして権限の委譲がだいぶ進んだからだと思う。
反面、2年半前に立ち上がったプロタイムズジャパンの会議時間は
最近益々長くなってきているような気がする。
毎週行う週間会議では、夜中を越える会議が頻繁に行われており、
いつも議論が白熱して、中々終わりが見えないことがある。業界で
初めてのフランチャイズ企業として、見本となる企業もなく、新しい
ビジネスモデルで、色々な文化とスキルを持つ人員の寄せ集めで
あるなかで、いつも会議の時間は長くなってしまう。
おそらく、プロタイムズの文化を産みだす為には必要な時間なのか
もしれない。
この時に、当社では「時間管理マトリックス」という概念を活用し
ている。「7つの習慣」という本で紹介されて一般的に知られてい
るが、実践するのはなかなか難しい。
忙しいと「緊急性がある業務」ばかりにすぐに取り掛かってしまう。
しかし、本来であれば、時間もかかり、じっくり腰をすえて行わな
ければならない「緊急でないが重要な業務」を常に優先的に取り組
まなければならない。
この「緊急でないが重要な業務」をしっかり取り組むことが、結局
労働時間の短縮化につながり、また会議の短縮化にも繋がっている
ことは誰もが理解できることである。
この領域の業務がある程度片付くまでは、しばらくは会議の時間は
短くなりそうもない。
ただ驚くことは、あれだけ激務の仕事をこなしながら、当たり前のよう
に白熱した会議を夜中過ぎまで行っているメンバーの体力と精神力
の強さはいつも感心させられる。
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