時間管理の難しさ

2011年11月9日 at 3:25 PM

私の趣味は会議と言われるほど、会議が長いと言われている。
確かに長いような気がするけど、必要だと思っているので、定期
的に会議を行っている。

ただ、創業11年となるアステックペイントの会議には、私が参加
する時間は限りなく短くなってきた。業務が効率化され、役割分
担が明確になり、そして権限の委譲がだいぶ進んだからだと思う。

反面、2年半前に立ち上がったプロタイムズジャパンの会議時間は
最近益々長くなってきているような気がする。

毎週行う週間会議では、夜中を越える会議が頻繁に行われており、
いつも議論が白熱して、中々終わりが見えないことがある。業界で
初めてのフランチャイズ企業として、見本となる企業もなく、新しい

ビジネスモデルで、色々な文化とスキルを持つ人員の寄せ集めで
あるなかで、いつも会議の時間は長くなってしまう。

おそらく、プロタイムズの文化を産みだす為には必要な時間なのか
もしれない。

この時に、当社では「時間管理マトリックス」という概念を活用し
ている。「7つの習慣」という本で紹介されて一般的に知られてい
るが、実践するのはなかなか難しい。

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忙しいと「緊急性がある業務」ばかりにすぐに取り掛かってしまう。
しかし、本来であれば、時間もかかり、じっくり腰をすえて行わな
ければならない「緊急でないが重要な業務」を常に優先的に取り組
まなければならない。

この「緊急でないが重要な業務」をしっかり取り組むことが、結局
労働時間の短縮化につながり、また会議の短縮化にも繋がっている
ことは誰もが理解できることである。

この領域の業務がある程度片付くまでは、しばらくは会議の時間は
短くなりそうもない。

ただ驚くことは、あれだけ激務の仕事をこなしながら、当たり前のよう
に白熱した会議を夜中過ぎまで行っているメンバーの体力と精神力
の強さはいつも感心させられる。