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ついに営業開始inバンコク

2013年9月9日 at 2:56 AM
半年以上の準備を費やして、ようやく会社が設立され、そして営業が先週に開始された。


スタートしたばかりのはずだが、率直な感想は「ようやくたどり着いた」という感じである。外国で会社を立ち上げることの難しさと、人を採用することの難しさは予想を超えていた。
しかしながら、何とかかんとかタイ人も5名を採用し、営業開始が出来た。
タイ人社員が9月2日より入社してきたが、当然、まずは私の会議地獄から始まった。

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初日の午前中は全てを会議に充てた。本当はもっと色々なことを伝えたかったし、もしくは色々な気付きを得られる場にしようとも思ったが、いきなりビックリして退職届が出てくるのも怖かったので、少しずつ私の会議地獄に慣れさせようと思う。

新入社員は塗料や塗装業界の経験者がないため、まず最初のミッションは、塗料と塗装の素人向けテキストブック(マニュアル)を英語で2週間で作る課題を与えた。このテキストブックを作ることによって、自ら塗料と塗装の知識を覚え、業界用語を英語で覚えることもでき、また次の新入社員向けの研修テキストにもなる。
方向性や出来映えは日々確認しているが、2週間という期間でちゃんとテキストブックを作ってくれそうだ。なかなか優秀な社員でホッとしている。これは期待が出来そうだ。
新入社員がテキストブックを作っている間に、私たちの最初のターゲットとなる日系製造業企業の工場をテレアポで3件獲得出来たので、今週はついに営業で会社訪問となる。

新入社員を大勢連れて訪問することになるが、見積もりを確実に獲得すると同時に社員の教育もしっかりやろう。

私も、久しぶりにスーパーサイヤ人に変身して、ガンガン営業攻勢をかけていこう。

幸せな一週間

2013年8月31日 at 12:45 AM
今週一週間は、日本で過ごした。

本当に幸せだな~と思える週であった。
今回の1週間の滞在の中で、1泊2日で東京出張に行き、1年に1度だけ開催されるアステックペイント全国代理店会議に参加してきた。全国600社以上になる加盟店様の中から、ある一定量の商品購入して頂いている代理店様だけの全国会議となり、我々も相当の準備をしてこの会議を迎えることになった。
代理店会議では、当社より様々な発表を行い、そして優秀代理店様によるパネルディスカッションの企画など、多くのご参加頂いた代理店様より喜びの声を頂いた。

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会議後は、懇親会、二次会、三次会と段々盛り上がっていき、沢山の交流をはかることが出来た。仕事を通じて、本気で本音で付き合える仲間と出会い、そして一緒に仕事ができること、本当に幸せなことだと思う。

このような関係が今後も続けられるように、誠実かつ益々の努力をしていきたいと思う。
もう一つ、私を幸せにしてくれた出来事があった。
それは、来年の新卒採用のホームページで制作するコンテンツで、「女性社員が社長を囲んで本音で言いたいことを言おう」というような企画があり、近くの焼き肉屋さんで撮影が行われた。

肉食系女子に囲まれ、あらゆる質問の受け答えをしなければならない。普段と違う緊張感があったので、かなり急ピッチで焼酎を飲み干している内に、完全に酔っぱらってしまった。

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「本音を言おう」という企画だけあって、酔っぱらいながらもいつも聞いたことがない意見を聞きながら幸せな気分になれた。

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この1週間にこれだけ幸せを貰えたので、来週からバンコクでまた頑張れそうだ。

顧客主義を忘れた私たちのグループ会社

2013年8月26日 at 12:27 AM
8月4日からバンコク入りし、8月8日に正式に新会社が設立されました。

以下、正式な社名と住所となります

ASTEC PAINTS (THAILAND) CORP., LTD.
No. 139 The Opus Thonglor, Room No. 308, 3rd Floor, Soi Sukhumvit 63, Sukhumvit Road, Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110.

บริษัท แอสเทค เพ้นท์ส (ประเทศไทย) จำกัด
เลขที่ 139 อาคารเดอะโอภัส ทองหล่อ ห้องเลขที่ 308 ชั้นที่ 3 ซอยสุขุมวิท 63 ถนนสุขุมวิท แขวงคลองตันเหนือ เขตวัฒนา กรุงเทพมหานคร 10110.

8月は新会社が設立され、採用面接を多数こなしながら、9月に営業がスタートできるように様々な準備をした。そして8月末まではアステックペイントタイランド社の事業計画に集中しているはずではあった。

しかし実際の私は、TV会議を通じてタイから日本に向けて何度も感情を露わにしながら怒鳴りまくっていた。

怒鳴っているというより、自分に対する不甲斐なさに情けなく、また顧客に対して申し訳ないという気持ちへの反動が、感情を抑えきれない行動に出てしまったのであろう。
その理由は「顧客主義を当グループは忘れてしまった」ということであった。
私たちの顧客主義の定義は「顧客の利益を優先する」。
当然のことながら、お客様のお陰で、当社は生存出来て成長させて頂いている。そのお客様が経済および社会的メリットを得る一役を担う中で、当社もその利益の一部に預かれるというのが基本的な考え方である。
当社の中では、営業マンが決断する際には、上司の顔色を伺うのではなく、全ては顧客の利益に叶っているかが判断基準となる。その顧客主義を究極に追求していこうということを言い続けてきた。
しかしながら、ここ数ヶ月の当グループの行動の中で顧客主義に外れた行動が度々あった。明らかに自分都合もしくは会社の都合にお客様を合わしていたことがあった。
アステックペイントは創業して13年間、お客様からの信用を一つ一つ積み重ねて今まで歩み続けてきた。そして毎年着実に成長させて頂いてきた。顧客主義を貫いてきたからだと思っている。しかし、この顧客主義を忘れた我々は存亡の危機に立っていると言っていいだろう。
特にお盆休み前後の全体会議では、喉が枯れるぐらい同じ事をTVに向かって何度も言い続けてきた。この数ヶ月の間に顧客主義を忘れたことのツケを取り戻すのに、膨大な時間と労力が掛かるであろう。
9月から当グループは原点である「顧客主義」を追求できる組織に生まれ変わらなければならない。
もちろん、9月から産声をあげるアステックペイントタイランド社にも顧客主義をしっかり植え付けようと思う。