顧客主義を忘れた私たちのグループ会社

2013年8月26日 at 12:27 AM
8月4日からバンコク入りし、8月8日に正式に新会社が設立されました。

以下、正式な社名と住所となります

ASTEC PAINTS (THAILAND) CORP., LTD.
No. 139 The Opus Thonglor, Room No. 308, 3rd Floor, Soi Sukhumvit 63, Sukhumvit Road, Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110.

บริษัท แอสเทค เพ้นท์ส (ประเทศไทย) จำกัด
เลขที่ 139 อาคารเดอะโอภัส ทองหล่อ ห้องเลขที่ 308 ชั้นที่ 3 ซอยสุขุมวิท 63 ถนนสุขุมวิท แขวงคลองตันเหนือ เขตวัฒนา กรุงเทพมหานคร 10110.

8月は新会社が設立され、採用面接を多数こなしながら、9月に営業がスタートできるように様々な準備をした。そして8月末まではアステックペイントタイランド社の事業計画に集中しているはずではあった。

しかし実際の私は、TV会議を通じてタイから日本に向けて何度も感情を露わにしながら怒鳴りまくっていた。

怒鳴っているというより、自分に対する不甲斐なさに情けなく、また顧客に対して申し訳ないという気持ちへの反動が、感情を抑えきれない行動に出てしまったのであろう。
その理由は「顧客主義を当グループは忘れてしまった」ということであった。
私たちの顧客主義の定義は「顧客の利益を優先する」。
当然のことながら、お客様のお陰で、当社は生存出来て成長させて頂いている。そのお客様が経済および社会的メリットを得る一役を担う中で、当社もその利益の一部に預かれるというのが基本的な考え方である。
当社の中では、営業マンが決断する際には、上司の顔色を伺うのではなく、全ては顧客の利益に叶っているかが判断基準となる。その顧客主義を究極に追求していこうということを言い続けてきた。
しかしながら、ここ数ヶ月の当グループの行動の中で顧客主義に外れた行動が度々あった。明らかに自分都合もしくは会社の都合にお客様を合わしていたことがあった。
アステックペイントは創業して13年間、お客様からの信用を一つ一つ積み重ねて今まで歩み続けてきた。そして毎年着実に成長させて頂いてきた。顧客主義を貫いてきたからだと思っている。しかし、この顧客主義を忘れた我々は存亡の危機に立っていると言っていいだろう。
特にお盆休み前後の全体会議では、喉が枯れるぐらい同じ事をTVに向かって何度も言い続けてきた。この数ヶ月の間に顧客主義を忘れたことのツケを取り戻すのに、膨大な時間と労力が掛かるであろう。
9月から当グループは原点である「顧客主義」を追求できる組織に生まれ変わらなければならない。
もちろん、9月から産声をあげるアステックペイントタイランド社にも顧客主義をしっかり植え付けようと思う。