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明けましておめでとうございます。

2013年1月3日 at 12:37 AM
明けましておめでとうございます。

年末に海外旅行から帰国し、正月はゆっくりと過ごした。

毎年のことだけど、海外に行っている間は外国の食事は美味しいと可能な限りあらゆる物を食べ尽くし、日本に帰ってくると、やっぱり日本の食べ物は美味しいと色々食べてしまう。結局は、ただの食いしん坊なんだろうといつも実感する。
暇になると何もすることの出来ない正月は、どうしても本屋さんに行ってしまう。これも毎年の変わらぬ行動であろう。
そして、目につく本を色々買ってしまう。
その中の1冊で「深夜特急2~マレー半島~」を買ってしまった。
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おそらくこの本を買うのは4度目ぐらいになると思う。学生時代に買って、日本からユーラシアまでの旅を綴っているこの本を何度も読んで憧れていた。社会人になってからも、なぜか時々買っては読み返していた。
そして今回はタイ旅行から帰ってきて、著者の沢木耕太郎が約30年前のタイのことをどのような視点で見ていたのが気になって、「深夜特急2」を再び買ってしまった。
何度読んでも、いつでも新鮮に読める自分の記憶力の悪さにはいつも感心する。
いつか、沢木耕太郎と同じ道をたどって旅行をしてみたい。何年後に実現出来るかわからないけど、その姿を想像するだけでワクワクしてくる。

冬期休暇入り

2012年12月27日 at 7:53 PM

年末まで働いている方には大変恐縮ではあるが、私は毎年早めの休みを取り、海外旅行に家族で行くようにしている。
これは、創業の翌年から毎年実践しており、どんなに苦しい時期でも必ず実行してきた。
妻が妊娠中でも、子供が0歳の時でも、必ず子供を3人連れて海外に一緒に連れて行った。一番大変だったのは、長男が5歳、次男が2歳(魔の二歳とも言われる時期)、三男が0歳であった。この3人を連れて海外へ行ったのは、ある意味苦行のような大変な旅であった。
子供が小さいため、飛行機での移動時間が短い東南アジアを中心に旅行するが、東南アジアはまだ発展途上国のため、不測の事態がよく発生する。小さな子供を両脇、背中に抱えながら、東南アジアの理屈では理解出来ない風習に立ち向かうのはとてもエキサイティングであった。
しかし、10年以上も続けてきている中、小さな三男もそれなりに大きくなり、旅先で苦労することはなくなり、かなりゆったりした時間を過ごせるようになったことはかなり喜ばしい。
創業の翌年に、初めて長めの冬期休暇を取ったときは年末年始も含めて1週間ぐらいだった。これでも、「こんなに長く休んで会社は大丈夫だろうか?」、「会社は潰れないであろうか?」、「お客さんに怒られないであろうか?」、色々心配事も多かったことを思い出す。
それから少しずつ休みを長くし、今年も過去最長記録の冬期休暇をとった。具体的な日数は怒られそうなので控えることにする。
10年前と違い、今はインターネットと携帯があれば、自由にやり取りが出来るので、以前ほど海外に滞在することでの仕事上の苦労は減ってきている。大変有り難いことである。
私にとっては、長い冬期休暇を取ることが、仕事上で公私共々大きなメリットにもなっているので、来年以降も継続していくであろう。
ホテルの部屋から見える風景
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環境悪の実践

2012年12月24日 at 9:14 AM
地球環境に優しい人間になりたいとは思っている。


可能な限りでは、環境に対して配慮してきているとは思っている。


しかし、確実に環境に悪いと分かっていながらも、環境悪を継続して実践していることがいくつかある。

神様には、「他で頑張るから少しだけは許して」と心の中で祈っている。


目立ったもので考えると、まず私の車である。スピード狂の私にとって車は速くなくてははならない。アクセルを踏んだ分だけ加速しないものはストレスを感じさせる。

会社の営業車は、ほぼ全てプリウスに入れ替えたけど、私の車は燃費がとても悪いパワフルな車で日常の移動でストレスを与えることが無い素晴らしい乗り物である。


もう一つ、いつも罪悪感を感じながら、環境悪を実践していることがある。
それは「本」の
処分である。本は日々増えていくので、読んだらすぐに捨てるようにしている。特に移動中には本を持ち歩き、新幹線で降りたら捨て、飛行機で降りたら捨てる、というのは日常的な行動である。

本当は古本屋等に持っていけば再利用され環境には良いことはわかっているが、すぐに溜まってしまい大量の本が積み重なると処分が益々大変になり、面倒臭くなってしまう。

かといって、本を人にあげる気になれない。本との出会いとタイミングは重要だと勝手に思っているので、どの本をどのタイミングであげるかというのはとても難しい。

結局、本は読んだらすぐにゴミ箱に捨てるようにしている。そして本の置き場所は、会社に一つ、自宅に一つと本棚の数を決めている。本棚を増やすと本が際限なく溜まってしまうからである。


このようなことを行いながらも、一年に一度最も罪悪感を感じる瞬間がある。年末の掃除の時に、家の中からなぜか湧き出てくる捨てるべき本を積み上げた瞬間である。


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日々心掛けていてもこの有様である。そして、毎年神様にゴメンナサイと心の中で言いながら、捨てていく年末のある出来事であった。