環境悪の実践

2012年12月24日 at 9:14 AM
地球環境に優しい人間になりたいとは思っている。


可能な限りでは、環境に対して配慮してきているとは思っている。


しかし、確実に環境に悪いと分かっていながらも、環境悪を継続して実践していることがいくつかある。

神様には、「他で頑張るから少しだけは許して」と心の中で祈っている。


目立ったもので考えると、まず私の車である。スピード狂の私にとって車は速くなくてははならない。アクセルを踏んだ分だけ加速しないものはストレスを感じさせる。

会社の営業車は、ほぼ全てプリウスに入れ替えたけど、私の車は燃費がとても悪いパワフルな車で日常の移動でストレスを与えることが無い素晴らしい乗り物である。


もう一つ、いつも罪悪感を感じながら、環境悪を実践していることがある。
それは「本」の
処分である。本は日々増えていくので、読んだらすぐに捨てるようにしている。特に移動中には本を持ち歩き、新幹線で降りたら捨て、飛行機で降りたら捨てる、というのは日常的な行動である。

本当は古本屋等に持っていけば再利用され環境には良いことはわかっているが、すぐに溜まってしまい大量の本が積み重なると処分が益々大変になり、面倒臭くなってしまう。

かといって、本を人にあげる気になれない。本との出会いとタイミングは重要だと勝手に思っているので、どの本をどのタイミングであげるかというのはとても難しい。

結局、本は読んだらすぐにゴミ箱に捨てるようにしている。そして本の置き場所は、会社に一つ、自宅に一つと本棚の数を決めている。本棚を増やすと本が際限なく溜まってしまうからである。


このようなことを行いながらも、一年に一度最も罪悪感を感じる瞬間がある。年末の掃除の時に、家の中からなぜか湧き出てくる捨てるべき本を積み上げた瞬間である。


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日々心掛けていてもこの有様である。そして、毎年神様にゴメンナサイと心の中で言いながら、捨てていく年末のある出来事であった。