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The Great Reset(グレート・リセット)

2020年11月30日 at 3:04 PM

<2020年11月号アステックペイント定期発行物ホットラインの一部抜粋>

住宅リフォーム業界は、9月より全国的に活気を帯びているようである。特に、地域一番店への反響はかなり多くあると聞いており、少なくとも年末までは続くことになるだろう。新型コロナウイルスが騒がれ始めた2020年3月から売上が激減し未来に対する大きな不安を抱えてきた中で、例年以上の反響が出ているということで、過去の不安も一気に吹き飛ぶような気持ちではないかと思う。

しかし、ここで安心してはいけないと思っている。3月からの巣ごもり生活の中で、社会的に中間層以上となる戸建て住宅保有者の失業や、賃金が減ることはなく、むしろ支出が減り貯金が増えた家庭も多かったと思う。さらに給付金で1人10万円(4人家族で40万円)が入り、巣ごもり明けに何を消費するかを楽しみにしていた家庭も多かっただろう。
さらに政府からの消費促進策により、消費することが経済への貢献のような雰囲気もあり、抑え込んでいた消費への大きな反動もあったと思う。

とはいえ、2021年もこのまま新型コロナウイルスの影響が続くと思うと、経営には大きなリスクになるだろう。そもそも2019年の後半に景気後退が見えてきている中で消費増税が施行され、2020年の初めに新型コロナウイルスが発生、そして今に至っている。経済に大きなダメージがないわけがない。ただ、政府があらゆる企業に対して無秩序に融資を行なってきたおかげで、2020年の倒産率は2019年よりも少なくなっている。本来であれば淘汰されなければならない中小企業までが、モルヒネが効いているような状態で生き長らえている。しかし、そんな中小企業も、2021年からは倒産が段階的に表面化してくるだろう。政府の消費促進キャンペーンもなくなっていく中で、一部の業界では失業者も増えていくかもしれない。すなわち、消費に対する雰囲気は2021年に様変わりする可能性が高いと思っている。

世界的には、今の状況を「The Great Reset( グレート・リセット)」と呼ぶらしい。新型コロナウイルスにより人々の要求や必要性が大きく変わることで消費性に変化が生まれ、社会システムを見直す機会となり、人々の価値観が大きく変わることで社会と経済をリセットするタイミングになっているとのことだ。

我々にとっては、全く見えない未来が待っているということだろう。何を準備すればいいのかわからない状況ではあるが、このようなタイミングで行なうべきことは「生産性の向上」だと思う。具体的には「営業担当を増やさず、一人あたりの売上をもっと上げるための仕組み」、「事務員を増やさず、さらに1.5倍の業務をこなせる体制」、「職人が現場で時間を持て余すこと無く、あらゆる的確な情報共有と必要な段取りが常時行われている状態」をつくることである。
見えない未来に対して、どの企業にとっても「生産性の向上」への取り組みと投資は、より会社を強くしていくきっかけを作るために、絶対に必要なことだと思っている。

リフォーム産業新聞社主催の塗装座談会

2020年11月24日 at 3:13 PM

本日、リフォーム産業新聞社主催の塗装業界を代表して4社の塗装座談会があり、

参加させて頂きました。大変勉強になりました。

2時間弱と少し長めですが、もしよかったら、視聴してみて下さい。

 

https://www.facebook.com/watch/?v=2464134887215568

久しぶりの出社

2020年11月7日 at 3:15 PM
久しぶりの出社で、タイでの経営者あるあるではあるが、山のような書類にサインをし続けることになる。腱鞘炎になるかと思う程。
そして、今日は私の秘書的な業務をする女性社員が失恋で5kgほど体重が痩せたと相談があった。もう一人の失恋社員と飲みに行くと言うので「私も参加するよ」と伝えていた。
お店に行ったら、多くの女性社員がなぜかいた。タダ飯だと確信して、ワラワラと集まってきたのであろう。
タイでは、プライバシーなどはない。すべての隠し事も瞬時に広まっていく。私のあらゆる情報もみんな把握している。
タイでのガールズトークについていけないので、ひたすら飲むことにしよう!!