塗装工事を行うお客様にとって、色選びとは大変
悩ましい作業となります。

何となく「こうしたい、あんな色にしたい」という
イメージはあるけど、実際はどの色か良くわからない
ケースが多く、塗料メーカーが提示する色見本を見て
も小さすぎて、何の役に立たないことが多い。

そこで、プロである業者に相談しようとしたところで、
実はプロであっても一件一件非常に悩みながら、選ら
んでいるのが実情です。

そこで、今回アステックカラーシステムという色選び
を助けるツールを作成中です。

塗装工事で最も難しい色選びのサポート体制に挑戦
することになりました。

アステックペイントのカラーコンサルでもある方の監修
の元、かなり長い時間をかけて作り上げてきました。

打ち合わせ中の写真ですが、塗装工事で最も重要であり、
また最も難しいテーマである色選びがスムーズにできる
ツールがもう少しで完成しようです。

是非、期待していてください。

ちなみに写真の右下の女性は、私の妻です。うしろ姿で
失礼します。１級カラーコーディネーターの資格を持つ
彼女が今回の製作責任者となります。

先日、当社の工場スタッフと事務スタッフだけの
会食を行った。それぞれの子供も参加したため、
大人数での食事会となった。

今月は月半ばでありながら、既に過去最高売り上げ
記録の達成が確実となり、今までの努力が実ってき
ていることを感じている。

売上が上がると、比例して注文伝票が増え、そして
塗料の出荷量が増える。それらを1件、1件心を込め
て対応してミスをゼロにする努力をし続けているの
が、当社の工場スタッフと事務スタッフである。

売上を上げ続けるためには、裏方のスタッフの力は
とても大切である。

そこで、感謝の気持ちを込めて、近くのビール工場で
ランチＢＢＱを行い、家族同伴で行った。非常に盛り
上がった会食となった。

そこで、感じたことは普段は寡黙に仕事をやっている
メンバーは、実は非常に熱い気持ちを持って仕事に取
り組んでいることであった。

非常に楽しい会食であった。

最後に、当社に契約社員として3年間サンプル製作だけ
に取り組んできたスタッフが今月に正式に正社員とし
て入社することになった。

彼の決意表明も熱い内容であった。

熱苦しいほど、熱いメンバーと仕事することはとても
楽しい。また、このような場を設けたいと思う。

私にとって、悲しい出来事がひとつあった。

未来に向かって歩んでいく中で、残念な多くの決断をし

なければならないことがある。今回もまた一つ悲しい決

断をした。

それは、今まで10年間使ってきた流し台を廃棄し、お別

れをすることになったことである。

10年前のちょうど今頃、今の工場に新会社を設立させ、

そしてお金が無い中、全ての設備を中古品でまかない

何とか体裁を整えた。

その中で、工場内での手洗い場は、飲食店で使われて

いた業務用シンクを中古で確か8000円位で購入し、自

ら設置し今まで十年間使い続けてきた。

会社設立の時期は11月の冬であり、ガスコンロを付けて

いなかったので、毎日様々な道具や設備を凍りつく様な

冷たい水を使って洗っていて大変辛かったことを思い出

す。

工場の品質管理向上の一環で、工場の大改造中である

が、その中でコンパクトでありながら、作業を効率化させ

るための新しい流し台が入ってきた。

未来志向のための一つの決断ではあったが、役目を終

えた汚れきった流し台のためにも、アステックペイントを

必ずや成長させ続けなければならないと感じさせる出来

事であった。