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経営方針発表会を開催して思うこと

2021年1月29日 at 11:29 AM

<2021年1月号アステックペイント定期発行物ホットラインの一部抜粋>

年初に、アステックペイントの経営方針発表会を行なった。
通常は、年末に経営方針発表会を行ない、その後忘年会を行なう。しかし今回は、2020年の上半期の売上がコロナ禍の影響で大幅に減少し、下半期で挽回するという取り組みを年末ギリギリまで行なっていた。そんな中、通常通り年末に方針発表会と忘年会を行なうと、その日より一年が終わったかのような雰囲気になってしまい、日々の業務が消化試合みたいになる傾向があったので、年始に経営方針発表会のみを実施することとした。

 

そして、今回の経営方針発表会は、初めての試みとなるWEB会議にて全国の営業所や各部署を繋いで行なった。
本来であれば、全社員が同じ会議室に集合して、経営方針書を全員で確認し、心を一つにして翌年の目標達成を誓い、さらに、その後の忘年会でみんなで盛り上がりながら、翌年への想いを熱く語り合うことが最も正しい姿だと思っていた。しかしながら、コロナ禍において様々な制限があることは受け入れるしかない。

 

経営方針発表会の目的は、会社の方針を文章の背後にある意味合いまで全社員に理解してもらい、さらに深く浸透させていきながら理解度を高め、目標を共に到達するという強い気持ちを持つことだと思っている。今回は、そんな経営方針発表会の目的を実現するために、WEB会議でどのようにできるかを様々考え、実行してみた。
まず、方針発表会の冒頭で、私が一時間ぐらい掛けて方針書の概要を読み上げ、説明を加えていくのだが、今回は方針をテーマごとに区切り、幹部メンバーにコメントを述べてもらう機会をつくった。方針書を次々読み上げるのでなく、テーマごとに区切り少し間を作ることで理解を促し、さらに幹部メンバーによるコメントを述べてもらうことで他者の意見を聞きながら、テーマごとに理解度を高めることを狙った。
さらに、経営方針発表会の最後には社員を6名ほどのグループに分け、グループディスカッションを行ない、幹部メンバー以外の他者の意見も聞きながら、自分の意見を言う機会をつくることで、理解度をより高めることができたと思っている。

 

経営方針書の不出来が、一年を決めると言っても過言でない。ただし、どんなに出来が良い経営方針書でも、社員の理解と納得がなければただの紙切れとなる。
コロナ禍だから仕方なく妥協するということより、今できる環境の中で工夫することで、実は今までよりも遥かに進化させることができると実感した経営方針発表会となった。

 

経営方針発表会開催

2021年1月11日 at 11:18 AM
1月9日に、当社の経営方針発表会を行った。
今までは、可能な限り全社員200名を福岡に呼んで、ホテルの大きな会場を借りて方針発表会を行い、その後に忘年会で約500万円以上を使っていた。
しかし今回は、私はバンコクから、そして全国の各営業所から繋いで、全17会場でのZOOMによる経営方針発表会を行った!!
ZOOMであることを前提に工夫しながら、如何に皆さんに理解して貰えるかを工夫した。
最も理解度が高まった経営方針発表会だったのではないかと思う。
工夫次第で、withコロナでのスタイルは、まだまだ進化させることが出来ると実感した。

2020年10月創業20年

2020年10月30日 at 3:48 PM
2020年10月、当社は創業20年を迎えた。
当時30歳だった私は、周りから絶対無理言われながらも福岡で創業。
塗料商社でスタートした。
当時の社名は、アステックジャパン。無我夢中での日々であった。
何屋さんか分かりにくいということで、アステックペイントジャパンに社名を変更。
そのころから塗料メーカーに転身したいと強く願い続け、研究開発人員との出会い、そして手作り感満載の工場の立ち上げ、
ついに日本塗料工業会に加盟し、塗料メーカーになれた。私の第一目標であった。
その後、フランチャイズ本部を立ち上げ、IT会社を立ち上げ、気が付いたら20年も経ってしまった。
現状に満足はしていないけど、後悔もしていない。
そして、この20年の節目で、グループ会社3社を1社に統合し、今年社名をアステックペイントに変更した。
大した意味はないが、新しい一歩を踏み出せたような気がする。
当社のビジョン、使命、存在意義も全て見直した。
まだまだ業界でやらなければならないことが沢山ある。これからも突っ走っていきたい。
ちなみに、私は65歳で引退すると宣言しているのであと15年。どこまで出来るか、限界まで挑戦してみたい。
写真の建物は、創業した時に右側半分だけを借りてスタートした。途中で左側も借り足した。
集合写真はおそらく創業して10年目ぐらいの全社員。
現在は、社員200名を超えてきたので、この頃から社員が一気に増えてきたのであろう。