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久しぶりの出社

2020年11月7日 at 3:15 PM
久しぶりの出社で、タイでの経営者あるあるではあるが、山のような書類にサインをし続けることになる。腱鞘炎になるかと思う程。
そして、今日は私の秘書的な業務をする女性社員が失恋で5kgほど体重が痩せたと相談があった。もう一人の失恋社員と飲みに行くと言うので「私も参加するよ」と伝えていた。
お店に行ったら、多くの女性社員がなぜかいた。タダ飯だと確信して、ワラワラと集まってきたのであろう。
タイでは、プライバシーなどはない。すべての隠し事も瞬時に広まっていく。私のあらゆる情報もみんな把握している。
タイでのガールズトークについていけないので、ひたすら飲むことにしよう!!

2020年10月創業20年

2020年10月30日 at 3:48 PM
2020年10月、当社は創業20年を迎えた。
当時30歳だった私は、周りから絶対無理言われながらも福岡で創業。
塗料商社でスタートした。
当時の社名は、アステックジャパン。無我夢中での日々であった。
何屋さんか分かりにくいということで、アステックペイントジャパンに社名を変更。
そのころから塗料メーカーに転身したいと強く願い続け、研究開発人員との出会い、そして手作り感満載の工場の立ち上げ、
ついに日本塗料工業会に加盟し、塗料メーカーになれた。私の第一目標であった。
その後、フランチャイズ本部を立ち上げ、IT会社を立ち上げ、気が付いたら20年も経ってしまった。
現状に満足はしていないけど、後悔もしていない。
そして、この20年の節目で、グループ会社3社を1社に統合し、今年社名をアステックペイントに変更した。
大した意味はないが、新しい一歩を踏み出せたような気がする。
当社のビジョン、使命、存在意義も全て見直した。
まだまだ業界でやらなければならないことが沢山ある。これからも突っ走っていきたい。
ちなみに、私は65歳で引退すると宣言しているのであと15年。どこまで出来るか、限界まで挑戦してみたい。
写真の建物は、創業した時に右側半分だけを借りてスタートした。途中で左側も借り足した。
集合写真はおそらく創業して10年目ぐらいの全社員。
現在は、社員200名を超えてきたので、この頃から社員が一気に増えてきたのであろう。

会社の魅力化について

2020年10月30日 at 2:55 PM

<2020年10月号アステックペイント定期発行物ホットラインの一部抜粋>

求人採用および既存社員の定着化のために、「会社の魅力化」はとても重要な取り組みとなる。会社の魅力を向上させ続けられるのであれば、結果として会社は成長し続けることになるだろう。
会社の魅力化に取り組む際は、社員の「モチベーションを下げる要因」と「モチベーションを上げる要因」の2つに分け、それぞれの優先順位を明確にして取り組むことが大切だと思っている。

■ モチベーションを下げる要因
社長の言っていることがコロコロ変わる、方針が見えない、社内で喫煙が許されている、上司が無能、適正に評価されない、特定の社員が依怙贔屓(えこひいき)される、自分の未来が見えない など

■ モチベーションを上げる要因
給与が上がる、福利厚生が充実している、褒め上手、美味しいごはん処に行く、社員旅行がハワイ、風通しの良い組織、組織文化がしっかりしている など

「モチベーションを上げる要因」は多少放置してでも、まずは「モチベーションを下げる要因」に取り組むことが有効だと考える。理由は、モチベーションをいくら上げてもモチベーションを下げる要因が存在しているだけで、上がったモチベーションはすぐに下がり、上げる努力の意味が無くなるためである。

モチベーションを下げる要因を把握するためには、社員に聞くしか無い。社長が今まで知ってか知らずかして放置されてきたモチベーションを下げる要因は、社長にとって耳が痛い話ばかりだろう。しかし、社員からしっかり要因を聞き出し把握し受け入れ、1つずつ改善していくしか改善方法はないと思う。
想像以上に出てくるだろうモチベーションを下げる要因の改善は、時間をかけて少しずつで全く構わないと思う。社長が努力しながら自らを変革させ会社が変わっていく、そのプロセスを実感できるだけでも確実に社員の不満は減っていくはずである。社員は決して社長や会社に完璧を求めていないし、お互い身の丈にあった出会いであるはずなので、社長と社員双方が努力して成長していくという思考に変わっていくだろう。

「モチベーションを下げる要因」に取り組むことで会社の雰囲気は徐々に変わっていき、その中で少しずつ「モチベーションを上げる要因」に取り組むことで、多くの社員のモチベーションは高い状態で維持されていくことになり、このような取り組みを継続することで魅力的な会社に変化していくと思う。

「会社の魅力化」の第一歩は、放置してきた社長にとって耳が痛いことをしっかり受け入れ、社長自らが変わることで、会社が変化していくことだと考える。簡単なようで、なかなかできない大変難しい取り組みだと思うが、避けてはならない道だと思っている。