未来の経営を想像してみる

2018年7月31日 at 4:35 PM

<2018年7月号アステックペイント定期発行物ホットラインの一部抜粋>

社会は大きく変化している。インターネットの普及によって、社会に影響を与える大企業は大きく入れ替わり、消費においてもあらゆるモノをネットで購入できるようになり、検索一つであらゆる情報が手に入るために瞬時に精度の高い判断と行動をすることができるようになった。言うなれば、社会全体が大きく様変わりしたような感覚である。

これほど社会が大きく変化する中、経営の考え方やあり方が同じで良いはずがない。
従来の厳格なピラミッド型の階層や軍隊的な規律がある組織における経営、徹底的な成果主義と成果報酬、そして、とことん利益を追求し続ける株主第一主義型の経営、ミッションや経営理念を全面に押し出し、家族のような関係性の中でモチベーションを高める経営など、これまで様々な経営スタイルがあったと思う。こうした従来の経営は変わっていくと考えるのが自然ではないだろうか。

今後、未来に向けてどのような経営になっていくのだろうか。
単純に考えると、社会において商社のような中間業者の多くが淘汰されてきたように、企業組織においても中間管理職の役割と存在価値は大きく低下していくだろう。もっと言うと、社長の権限も小さくなっていき、総務などの管理部門の業務の多くは、現場に最も近い一人ひとりの社員もしくは小さなチームに移譲していくことになると思う。AIなどを活用していくことで、現場に最も近い一人ひとりの社員や小さなチームが精度の高い判断をするための情報を常に用意できるようになれば、上司や社長が決定するというフローはいらなくなるかもしれない。

このように考えていくと、下記のような未来の経営が想像できる。
――――未来の経営では、あらゆる権限は現場に近い一人ひとりの社員や小さなチームに移譲していく。
会社の役割は、現場に近い一人ひとりの社員や小さなチームが自ら考え、目標を設定し、行動し、成果を出し続けるための支援をすることになる。支援とは具体的に、精度の高い適切な情報を用意することであり、会社が最終決定をすることはない。そして、考え、行動するためのコーチングをすることはあっても、会社が業務指示をすることはない。さらに、会社の目標設定においても、5年後、10年後の大きな売上目標を会社が設定し、高い求心力をもって社員の皆を引っ張っていくようなスタイルから、権限を持つ現場サイドがもっとお客様や社会の役に立つことだけを徹底的に考え、自分たちがやりたいことを、どこよりも早く決断し、行動し続けることのできるスタイルに変わり、そして、そういう組織の企業こそが、利益性の高い企業となっていくのかもしれない。

こうした未来の経営を想像すると、とてもワクワクした気持ちになる。

プロタイムズ創業から10年近く・・

2018年7月11日 at 4:00 PM

プロタイムズを創業してから10年近くが経つ。全国120店舗、売上100億円を超え、今年も120%UPをしている。

しかしプロタイムズも最初は8社のパイロット店からスタートし、試行錯誤をしながら、涙を流しながら、心身共々ボロボロになりながらも成長してきた。

その成長は、苦労を共にしてきた真の仲間と一緒であったから今までやってこれた。
人生を一緒に歩んでいける仲間がいるというのは本当に幸せなことだと思う。

今日は、プロタイムズ千葉県の全加盟店合同会議だった。素晴らしい会議であった!!

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「継続性がある事業」を継続させる難しさ

2018年6月28日 at 7:15 PM

<2018年6月号アステックペイント定期発行物ホットラインの一部抜粋>

事業に取り組むうえで、絶対に守ろうと決めているルールがある。それは、「継続性が見込めない事業はしない」ということだ。継続性が見込めない事業とは、例えば、オリンピック特需で生まれる工事、法律によって収益が左右されやすい新ビジネス、流行りのスイーツ等々。このルールが正しいのか否かという点については、私の性格や価値観の問題であり、正誤の問題ではないだろう。

そして、事業を考えるにあたり最重要視しているのは、「継続性がある事業」を短命で終わらせることなく、「継続性がある事業を継続させる」ことである。例えば、アステックペイントの「工場プロジェクト」には、多くの加盟店様にご参画いただいているが、中には途中でプロジェクトから離脱されてしまう加盟店様もいらっしゃる。とても残念なことだと思う。

工場向けの塗装工事は、テレアポで集客をするケースが多い。そして、興味を持っていただいた企業に訪問し、建物診断をして、見積りを提出する。数多くの見積りを提出すれば、その中から、すぐに受注が取れることもあるかもしれない。しかし、多くは長期戦となり、2年程の時間をかけて受注することも少なくない。工場向けの塗装工事は、多くの見積り案件に対して、長期にわたり定期的な再訪問やフォローをし続けなければ、受注を獲得することができない、まさに“継続性”が求められる事業である。

こうした、すぐには売上につながらない事業を継続するためには、経営者と担当者が「絶対的な覚悟を持ってやり続ける」という強い意志を持つことが重要となる。その上で、収益化に時間を要するのであれば「かける費用は最小限に抑える」、長期にわたりフォローが必要なのであれば「営業エリアは絞り、遠方には絶対に行かない」といったルールをつくり、さらには「定期的なフォローの仕組みを整え、実行し続ける」ことも当然必要になるであろう。

「継続性がある事業を継続させる」ためには、関わる人員の覚悟、継続するための仕組み、諦めずにやり続ける行動力、そしてビジネスモデルを適正に更新し続けることなど、全ての条件を揃えなければならない。非常に難しいことではあるが、それがビジネスの面白さでもあると思っている。