スピード、スピード、スピード
多分、3年ぐらい前だと思うけど、楽天の三木谷社長が書かれた本の中に、「スピード、スピード、スピード」という章のタイトルがあり、スピードが経営要素の中で最も重要だとの話が書かれていた。
当時は、IT業界は変化のスピードが速くて大変だなぐらいの感覚で読んでいた。
しかし、最近になり、三木谷社長が書かれていた「スピード、スピード、スピード」という言葉が頭に頻繁によぎり、IT業界に限らず、どの業界にとっても最も重要な経営要素になってきたと思うようになり、もちろん当社にとっても、スピードをかなり意識した組織体制を作らなければならないと強く思うようになってきた。
そこで、社内改革を行うことにした。
まず、社内の書類や連絡網、コミュニケーションツールの全てをIT化するようにすすめている。
その結果、例えば必要なデータは30秒以内に必ず見つけ出せるというのも一つの目標に挙げている。これらのことは、かなり大変な作業であるが、今、この環境を整えておかなければ、スピード経営には到底対応できないであろう。
もう一つの改革は、社内会議のあり方を見直した。今まで社員全員が一度集まる全体会議があったが、月一度の情報共有ではあまりにもスピードが遅すぎるし、その割にはコストと手間がかかり過ぎる。
そこで、もっとスピーディーに情報共有を実現する為の会議のあり方に見直しをした。
全国の社員が集まる定例会議は今日が最後になる。ちょっと寂しい気がするけど、当社の成長の為には仕方ないプロセスなのであろう。
しかし、情報共有手段を効率化する中では、ノミニケーションは今まで以上に重要な意味を持つかもしれない。
ただ、意味とかスピード経営とかは関係なく、社員と共有できる時間を純粋に楽しみたいと思う。
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