アステックペイント義援金
アステックペイントの売上の一部を積み立て、義援金としてご提供させて頂くこととなりました。アステックペイントの加盟店のご協力のお陰でこの度200万円をご提供することとなりました。
誠にありがとうございました。
今回、ご提供先に訪問し、義援金の使われ方や活動内容を現地で見てきました。
今回、義援金をご提供させて頂く先は、東北広域震災NGOセンターというNPO法人に所属している組織になります。この組織は、キャッシュフォーワーク(Cash For Work)という考えに基づいた活動を行っております。
この組織は、現地で被災により失業した方々を一時的に雇用し、復旧作業を現地の方が直接行うことに対して、給与として義援金で支払い、最終的には就職されるまでの支援を行う団体となります。
素晴らしい考えの団体だと思い、この度私どもの義援金で支援させて頂くこととなりました。
今回、宮城県の石巻と気仙沼の二ヶ所ある支部の石巻支部に訪問しました。ヘドロまみれになった家の中を掃除したり、床や壁を剥がしてリフォームしやすい土台を作ったり、被害を受けた水産工場の復旧を手伝い地元の産業復活の手伝い等を行っています。
(まだ手つかずのままの脱衣所)
(床剥がし作業中)
とても大変な作業を休むことなく、地元復旧の為に黙々と仕事されている姿には感銘を受けました。
仙台に行けば仕事は何とか見つかるにして、事情があって地元を離れられない方々にとっては仕事がまず見つからない。そのような方々の雇用を生み出し、地域経済にも貢献できる支援事業となります。
今回、案内頂いたコーディネーターの末永さんが、石巻支部の陣頭指揮をとっているが、末永さんも同じく被災者であり、そして失業中でもあり、そして家族を抱え未来に不安を抱えている一人でもあります。
(左から1番目と2番目が、建物の消毒作業をされるスタッフ、3番目が末永さん、
一番右が今回同行頂きました宮城県加盟店のリプラン久保社長)
末永さんも家族の為に仕事を見つけたいと思いながらも、失業中の他のスタッフの為に頑張っているという。そして、今の活動を通じて「人生の中で最もありがとうと言われている」ことが、末永さんの精神的な支えであるとのことであった。
私達ができることは限られていますが、今後も出来る範囲でご支援をしていきたいと考えています。
宮城県では、まだまだ被災の跡形が街の至るところで目にすることができます。
(道端で倒れている大型看板)
見渡す限りの廃車置き場
壊滅的被害を受けた建物などとは反対に、猛威を振るった海は本当に穏やかで平和でありました。いつか穏やかな日々がこの地に訪れることを心より祈りたいと思います。
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