“ 運命的な出会い”を掴めるかどうかが会社の成長を決める
<アステックペイント定期発行物ホットラインの一部抜粋>
アステックペイントタイランドを創業し、3年が経過した。
コネクションも土地勘も全くないなか、2013年4月に勢いだけで
私一人バンコクに飛び出し、アステックペイント初の海外拠点を立ち上げることとなった。
会社の登記と事務所探しに始まり、市場調査、社員の採用、
車の購入などをバタバタと行ない、同年の9月より営業をスタートした。
現在、アステックペイントタイランドの社員は15名、職人は20名程。
市内に本社事務所、工業団地内に事務所兼倉庫を構え、法人のOB顧客が60社、
見積り提出済みの法人顧客は300社程となっている。
今後は、工業団地内の事務所兼倉庫を中心に営業展開することになる。
そこで、このたび、大きな事務所兼倉庫に移り、塗料保管場所、足場や機械の保管場所、
作業スペースなどを確保することとなった。
大きな事務所兼倉庫へ移ることで、これから様々な新しい展開が可能となった。
とても幸運な4年目を迎えることができたと思っている。
バンコクでの3年間を振り返っていると、
16年前にアステックペイントを創業した頃のことを思い出す。
アステックペイントタイランドと同じく何もない状態からのスタートであり、
そして同じように創業4年目の頃に倉庫を増床した。
あの時に倉庫を増床していなかったら、今ほどの成長はできなかったかもしれないと思う。
あのタイミングで、たまたま場所が空き、少し早いと思ったけれど、
勇気を振り絞って倉庫を増床したことが、結果的に大成功だった。
そして今回、バンコクの事務所兼倉庫の移転も、
たまたま目の前に倍の大きさの倉庫が建設中であったために、すぐに賃貸契約を行なった。
創業時は、事務所の場所も機能性も関係なく成長できるが、いつか、その成長に限界がくる。
その時に、運命的な出会いによって事務所が見つかることが
会社の成長を決めると言っても過言ではないと思っている。
そして、成長の一端を担うのは、事務所だけではない。
新しい社員との運命的な出会いで会社は大きく変わってくる。
たった一人の社員の入社によって会社が大きく成長したという話はよく聞く。
“運命的な出会い”というチャンスを逃さず掴み取れるか。
成功する経営者になるためには、この辺りの手腕も重要になってくるのだろう。
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